金属のレーザー彫刻はプレゼントに最適です

　　金属の彫刻

金属のレーザー彫刻は一般的に難しい作業になります。
金属の種類によってはレーザーを反射したり、或いは熱伝導率が高いこと等により彫刻が難しい物が一般的に多いです。
レーザーの種類、機械によっても変わってきます。
当方ではどんな金属でもレーザー彫刻出来るようになりました。ただ金属の種類によってはその金属に適した彫刻方法がありますのでよくご検討ください。
下記に金属に彫刻する方法をまとめました。

シルバーの彫刻につきましては小物の場合、内容によりましては当方のHPに写真掲載を条件で彫刻代を無料にさせて頂きますのでお問合わせ下さい。（送料、代引き手数料はご負担）

彫刻方法の違い

彫刻方法	特徴
１、レーザー彫刻	凹状に彫刻するものです。殆どの金属に可能ですが、例えば鉄はそのままではさびるのでメッキ等を施して保護していますが、彫ることによってメッキ等がはがれ鉄面が現れるので彫刻後表面処理をして保護作業をする必要があります。 彫刻面の色はレーザーの条件を調整することによりさまざま（白、黒色など）です。 金属によってはステンレスやチタンでは金属表面の温度をコントロールすることによってカラーマーキング（黄色、紫、茶色、青、紺など）することが出来ますが、レーザーのパラメーターをコントロールする必要がありレーザー照射条件を決めるのが難しい作業となります。 アルミ等は一般的にレーザー彫刻は難しい部類ですが、彫れば通常白になります。深く彫って色付けすることも可能です。 ステンレス、銅、シルバーなども凹状に彫ること出来ます。 お問合わせ下さい。 ペアストラップ 時計のウラ蓋 材質：真鍮（メッキ）に彫刻した例 ステンレススプーン 材質：ステンレスに彫刻（凹状に彫れています） 銅 材質：銅（凹状） 材質：シルバー925に彫刻（文字：T.Masuda）プラチナ万年筆 パーカーのペン（ステンレス製）
２、レーザー彫刻（マーキング）	この方法はステンレス、鉄（鋼）、真鍮、洋白、チタンなどに可能な方法です。 但しチタンの場合はメーカーなどにより微妙な仕上がりの差が出ます。 この方法は特殊液を付けてレーザーを当てます。色は黒です。非常に薄い凸状膜が形成され固着します。 鉄等は彫らないのでレーザーマーキング後の処理が不要です。 又黒色となるので彫刻部が見やすくなります。 表札などの例。
３、機械彫り	刃物、ダイヤモンドなどで機械的に力を掛け彫るものです。 但しこの方法は平面でないと加工が難しいです。 特にZIPPOの3次元風彫りは非常に人気のある彫り方でお勧めしています。 ZIPPOの3次元風彫り
４、サンドブラスト	マスキングフィルムを作り開口した部分に小さな砂を吹きかけるもので彫刻部は凹状になります。 但しこの方法はマスキングが上手く出来ないと失敗します。 特にガラスの彫刻には彫刻面がきれいに仕上がりますので特に向いています。 金属にはあまり向いていないと思います。

彫刻方法は材質により適した彫刻方法がありますので、ご相談ください。

ただしアルミの場合はレーザー彫刻に対応する沢山の材料、種類があり判り難いと思いますので、下記補足させて頂きます。

１、生アルミ
（１）レーザー彫刻、機械彫り、サンドブラスト（凹状に彫刻）
通常、彫刻部は白くなります。レーザー彫刻が一番作業性がよい彫り方です。

白く彫る方法(浅い彫り）、(サンドブラスト,レーザー彫刻）深く彫る→黒くなる（レーザー彫刻）

少し深めに彫って色付けする方法もあります。
アルミに彫刻色付け(黒）
アルミプレートに彫刻、色付け（黒）


２、アルマイト処理したアルミ
一般的に色付きのアルミ(酸化処理）の場合がそうですが、レーザー彫刻で白くなります。アルミは酸化されやすいのでこの処理をしたアルミ製品が多いです。
きれいな仕上がりが期待されます。
アルミの名刺れの彫刻をご参照。


(ご参考）、レーザー発色アルミ
表面はゴールド、シルバーなどの膜付きでレーザーを当てれば黒く変色する膜を形成しています。

レーザー発色アルミご参照。

ゴールドに文字、バーコード彫刻