彫刻用のデータとしては、多くの方が利用されていますイラストレーター、corel Draw、Ace Draw、DXFデータ等のベクトルデータを実寸で作成して送って下されば、その通りに彫刻出来ます。従って当方と理解の共有が出来、彫刻の間違いは生じません。
当方の彫刻用のソフトでこれらのデータを変換して使用します。

特に大部分の方がイラストレーター（adobe社）をご使用ですので以下はイラストレーターご使用の方に限ってのお願いですが、その他のソフトご利用の場合もそれに準じてご判断下さい。

１、イラストレーターのバージョンは「10」に保存（拡張子aiで）してメール添付で送って下さい。
それ以前のバージョンしかお持ちでない方はそのままのバージョンのままで結構です。
当方で対応させて頂きますが、内容によってはデータ修正料頂く場合もあります。

(理由）バージョン8、9などは彫刻ソフトに読み込むときにデータ化けをする場合があります。
その確認が必要です。

２、フォントはアウトライン化して送って下さい。

３、線もアウトライン化して下さい。
(理由）線のデータがある場合、線の太さ等によりレーザー機械の命令が違いますので、線のデータを出来る限り作成しないで下さい。
例えば線の太さ0.1ｍｍ未満と0.1ｍｍ以上は機械の動作が変わります。
0.1ｍｍ未満の線は絶対に止めてください。

４、レイヤーは統一して下さい。複数のレイヤーのデータは彫刻ソフトでインポート出来ません。

５、白黒のデータにして下さい。
カラーのデータも利用出来ますがデータ処理が少し面倒ですので、白黒のデータ（黒の部分を彫刻するというデータ）に直して下さい。

6、拡張子は「eps」ではなく「ai」で保存してください。

７、データの中に画像データがある場合は別途単独のデータ（JPGなど）も添付して送ってください。

８、色の強弱（灰色など）は彫刻では難しい作業になりますので、出来る限りやめて下さい。
どうしてもというデータに関しては、例えばブラック50％、20％等で指定してください。但し彫刻の仕上がりに関しては前もって予想出来ませんので、ご了承ください。